#81
今回は、「子育て」をテーマに書いていきます。
以前日記ブログに書いた内容について改めて考え、意見を述べていくというものです。
「子育て」と書いてはいますが、一般の対人関係にも通じる話だと思うので、多くの方に読んでいただけると嬉しいです。
音声動画はこちら
内容としては、タイトルにもあるように、「相手を見て自分を見つめる」ということです。
以前書いた日記ブログ↓
僕もよくありがちなことなんですが、他人の行動を少し見ただけで、
「この人は〇〇だから嫌だな〜」
と思ってしまうことがあります。偏見によって相手を見てしまうのです。それを続けていくと、相手を素直に見れなくなり、
「どうせこの人はこういう人なんだろう」
と考えながら接していくことになり、良い関係を築くことは困難になります。
そうすると、ますます相手の悪いところが見つかり、批判し、より偏見を持ってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
相手も、そういう偏見を持っている人を信頼しようとは思えません。
相手と良い関係を築くためには相手を信頼し、相手を素直な気持ちで見る必要があります。
たとえ昨日いけないことをしていたとしても、今日はそのことを一回リセットして接する。
偏見をどんどん構築していかないようにすべきです。
そうは言っても、「どうせまた悪いことをするんでしょ…」と思ってしまうこともあります。
でもそこは、そう考えてはいけないと思います。
自分だって嫌なはずです。
何か失敗をしてしまったあと、「どうせ君はまた成功しないんだろう?」という見かたで相手に捉えられたら…。
自分の嫌なことは他人にしてはいけない
そのことを意識して行動することが大切です。そして、行動するために必要なことは、相手を見て自分を見つめることです。
相手の行動を見て、それを注意しないといけない場面が発生することがあります。
しかしそのとき、こうも考えるべきではないでしょうか。
「自分も同じようなことをやっていないかどうか?」
僕は、「相手の行動が良くないな〜」と思ったとき、ふと、「自分も同じことやってたことあったじゃん…」と気がつくときがあります。相手を批判していますが、実は自分のことも批判しているのです。
そのことに気がついたとき、相手のことを知ることって大事だな〜と思いましたね。
相手を知ることで、自分の短所や長所に気づくことがあるからです。
自分とは違う相手と接する
考え方は人それぞれ違うので、時には衝突してしまうことがあります。それにより、相手を批判してしまうことがあります。
しかし、ただ闇雲に相手を批判することはよくありません。
自分ももしかしたら、同じような行動をしているかもしれない。
もしくは、自分の考え方が間違っていたことに気づかされるかもしれない。
自分と違う人は、みんな「先生」なのです。
考え方が違う人と接することで、
「あ、こういう考え方もあるのか!」と気づかされることがあります。また、相手の考え方との共通点を見つけることもできるかもしれません。
もちろん、一方的に相手から攻撃されたら距離を置く必要がありますが、自分の中の常識とは違う考え方が目の前に出てきたとき、それを深く考えてみることも大事ではないかと思いますね。
自分と違うからって、他人が間違っていると判断しない。自分が正しいと思い込まない。
他人と接することで、大きな学びがある。
それは、親が子どもに接するとき、教師が生徒に接するときも同じです。
どうしても、自分視点で考えてしまうことがありますが、「相手の考え方も正しいんじゃないか?」という視点を持つことで、自分の行動はより改善していくはずです。
僕は、趣味嗜好や考え方が周りとは違います。
それにより、相手に迷惑をかけてしまうこともあるし、「どうしてわかってくれないんだろう…?」と悲しい気持ちになることもあります。
同時に、「あ、そういう考え方もあるのか」という学びも多いです。
少しずつではありますが、自分の行動や考え方も改善されているはずです(多分)。
アドラー心理学では、以下のような考え方があります。
すべての悩みは対人関係である
自分とは違う他人と接することで、悩むことはあります。
ただ、自分一人で生きていくことはできません。
対人関係によって悩むこともあるけれど、対人関係によってしか「幸せ」を感じることもできません。
相手と、どう関わっていくべきか。
「相手を見て自分を見つめる」というのは一つの良い方法ではないかと考えています。
この考え方が参考になったら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。