道は開けるー2

#56

今回は、この本について書きたいと思います。

D.カーネギーさんの「道は開ける」という有名な本です。この本について思ったことを、何回かに分けて書いていきたいと思います。今回は第2回です。

前回の投稿はこちら↓

何が書かれているか?〜目次〜

1.忙しい状態を作る

2.平均を考える

3.過去から学んだら忘れる

4.最後に

 

1.忙しい状態を作る

悩み事があると、そのことで頭がいっぱいになってしまうことがあります。行動が制限され、ますます悪い結果を引き起こしてしまうおそれがあるのです。

悩まないためにはどうしたら良いのか?

本書では「忙しい状態を作るべきだ」と述べています。

簡単に言うと、「たくさん予定があって忙しく動いていれば、悩んでいる暇は無い」ということです。

例えば家に引きこもって何もしていないと、どうしても悩み事の内容が頭を支配しています。これは、悩む時間がたくさんあるからであり、良い状態ではありません。

本書に出てきた事例では、精神的な病に陥ってしまった人へのアドバイスとして「予定をたくさん作って忙しく行動するように」と言っていました。特に自分の好きなことをすると、そのことで頭は夢中になり、いつの間にか頭がすっきりするというのです。

確かに、悩む時間があったら、その時間を好きなことに利用した方が良いですよね。その方がストレス解消になるし、落ち着いて物事を考えられるようになります。

ホリエモンこと堀江貴文さんも、「ゼロ」という本で「死」への恐怖について同じようなことを書いていました。

子供の頃に「いつか死んでしまうかもしれない」と考え、恐怖を抱いていたそうですが、会社を起業して忙しくしているうちに、いつの間にか死への恐怖は頭から消えていたそうです。その経験から、死を意識しないためには忙しく行動すべきだと考えているそうです。

ところで、好きなことをすることで悩みが薄れると書きましたが、「何をやるか」も大事になってきます。単純作業ではなく、頭を使う作業の方が良いと思います。

メンタリストのdaigoさんの本では、作業を習慣化することで疲れを抑えられると書かれています。

夜は疲れていると眠りやすいですが、頭が極端に疲れていない場合、悩み事を考えてしまう余裕が出てきそうです。せっかく忙しく動いても、頭をフルに回転させないと効果が薄くなるおそれがあると思いました。

これは意外と認識していなかったことですが、同時に2つのことを考えることはできません。

「ホントなのか?」と思うかもしれませんが、例えば嬉しい出来事と悲しい出来事があったとします。まず、嬉しい出来事を考えてみてください。その状態で次に悲しい出来事を考えてみてください。同時に考えられましたか?

わかりにくいかもしれませんが、同時に考えようとしても、どちらか一方しか考えられません。2つの出来事を瞬時に考え分けているのです。

意識していないとわかりにくいですが、一方の感情がもう一方の感情を追いやっているです。このことからわかるのは、楽しいことをして充実した気持ちでいれば、悲しい気持ちはどこかに行ってしまうということです。

同時に考えられない。だからこそ楽しいことを考えよう。

そのために好きなことして忙しくすることが大切なのです。

2.平均を考える

日々生活していると、偶然大きな出来事が起こることがあります。それは、嬉しいことや悲しいことなど様々です。

なるべく悪いことは起こってほしくありませんが、「〇〇が起こってしまったらどうしよう…?」と考えてしまうこと、皆さんはありませんか?

(僕は心配症のため、結構あります…)

まだ何も起こっていないのに悩んでしまうのは良くありません。とはいえ、何も心配しないで暮らしていくことは容易ではありません。

そこで大切な考え方となるのが、「平均を考えること」です(本書では「平均値の原則」と書いてあります)。

簡単に言うと、「『〇〇という問題がどのくらいの確率で起こるか?』ということを考えるべきだ」ということですね。

平均値と書いていますが、確率と考えていただければ大丈夫です。ある物事が起こる確率を考え、その確率が低いのであれば過度に考える必要は無いということです。高い場合は、前回書いたように「少しでも良くなる方法を考える」、「最悪の事態を覚悟する」といった対応が求められます。

僕は心配症ですが、昔シャワーを浴びているときに、「大雨で停電になってしまったらどうしよう?」と思ったことがあります。当時は停電が怖くて、尚かつ風呂場で経験したくなかったのです。

他にも、殺人事件の報道をテレビで見たときに「道端で殺されてしまうのではないか?」と思ったり、電車の脱線事故が起こったときに「先頭車両に乗ったら死ぬのではないか?」と思ったりしたことがありました。

・シャワーを浴びているときに停電になる
・道端で歩いていたら殺される
・電車の先頭車両に乗ったら事故で死んでしまう

昔はよくこの3つのことで不安になったものですが、今考えると大袈裟だったなと思います。どの現象も、起こる確率はそんなに高くないからです。

日々生活していて、将来の不安を感じることがあります。ただ、考えすぎても精神的にきついので、その現象がどの確率で起こるのかを考えることは大切だと思います。確率の大きさによって、取るべき対応は変わってきます。パニックになる前に、一度確率を考えてみてはいかがでしょうか?

3.過去から学んだら忘れる

前回の投稿で「一日の枠の中で生きる」という内容がありましたが、過去のことにいつまでも囚われていると、この先過ごしていくのがしんどくなります。

過去のことに悩んでも苦しむだけで、何のメリットもありません。悩んでいるくらいなら、楽しいことを考えるべきですね(1の内容です)。

とはいえ、苦しんだことの中にも学べることはあります。今後また何かに悩んだときに、過去の経験を活かせるからです。

最近心がけていますが、「過去の出来事から何を学べたかを考え、それが整理できたら忘れよう」と思っています。辛い記憶の中から学べる部分だけ取り出して、それ以外は捨ててしまうイメージです。

これは簡単にはできませんね…。今までの思考パターンが染み付いてしまっているからです。地道に続けていくしかないと思っています。

もし辛い記憶が蘇ってきたら、「この時は〇〇ということを学べたから良かった良かった」と受け止め、辛い気持ちを思い出さないようにしたいですね。学んだことには感謝して忘れないようにし、それ以外は忘れたいものです。

ネガティブなことを考えると不幸になる

このように考えておくべきです。悩み苦しんだ時間というのは、もう戻ってきません。少しでもポジティブになれるように、日頃から頭の中で意識しておくべきだと思いました。

4.最後に

ここまで書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

大切なことをまとめると、

・楽しいことで充実させ、悩んでいる時間を作らない

・物事が起こる確率を考えて、低ければ無駄に悩まない

・過去のことは、学んだこと以外は忘れる

前回も書きましたが、これらの3つの内容は人によって「当たり前」かもしれません。しかし、当たり前のようで忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか?常に意識して行動しないと、なかなか身につかないものです。

小さい出来事に悩まされるのは良くない

私たちはちょっとしたことで悩んでしまいますが、一度大きな危機に遭遇したとき、今まで悩んでいたことがちっぽけなものだったということがわかるはずです。

無理に苦しむ必要はありませんが、大変なことを経験しておくと今後に活かせます。日々の生活で悩んだとき、過去の大変な経験と比較することで日々の悩みがそんなに大したことはないと感じ、悩まなくなると良いですね。

今回書いた3つのことも、そんなに難しいことではないと思うので、参考になった内容があれば実践してみてほしいです。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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