就活論ー3

#59

0.ちょっと長いはじめに

今月始めの会社の内定式も終わり、あと半年で社会人になる予定です。自分が学生ではなくなることにイメージが湧きませんが、自分が選んだ会社なので、楽しみながら働けるといいなと思っています。

先日ニュースでも報道されていましたが、今の大学2年生の学年(21卒)から、就活ルールが撤廃されるそうです。

詳しいことは今のところよくわかりませんが、募集や面接の時期などの規定がなくなり、より自由な選考ができるようになるのではないでしょうか…?

ただ、青田買いも増えそうですね。早い段階で優秀な学生を採用するという動きはより顕著になり、その流れに乗れない企業や学生も少なからず出てくるでしょう。就活全体の動きがどうなるのかは、現段階では予測できません…。

いずれにせよ、就活に対する意識をより一層高くしないといけないと思います。自分に合う会社というのは、簡単には見つかりません。会社のサイトだけを見ても、わからないことだらけです(もちろんサイトは見るべきですが)。会社説明会やOBOG訪問、インターンなどを活用して、早め早めの情報収集をすべきですね。

先日、社長と学生がざっくばらんに話し合うイベントに参加してきました。参加者の中には大学1,2年生が多く、早い時期から働くことについて考えていてすごいなと感じました。

今回の記事は、就活そのものではなく、社会人として働き出す来年に向けたものです。社会人としてどのような心得が必要なのか、どういう社会人であるべきなのかを、話し合いから得られた理解や自分の考えを交えて書いていきたいと思います。

少し前置きが長くなりましたが、今回は大きく2つの視点に着目しました。

過去の投稿記事はこちら↓

何が書かれているか?〜目次〜

0.ちょっと長いはじめに

1.良い会社とは何か

 1-1.会社の全てのステークホルダーが幸せになれる

 1-2.個人の成長=会社の成長?

2.社会人として必要なことは何か

 2-1.自分の軸を持つべき

 2-2.常に学び続ける

3.最後に

 

1.良い会社とは何か

就職(厳密には「就社」ですが…)する際は、そこで働く会社が「良い会社」であってほしいもの。では、「良い会社」っていったい何なのだろうか…?

意見は人それぞれだが、自分なりの考え方をしっかり持っていないと、会社とのミスマッチが起こり得る。

この章ではまず僕自身の考えを述べ、それから周りの学生から出た考えについて書いていきます。

1-1.会社の全てのステークホルダーが幸せになれる

ステークホルダーとは「利害関係者」を意味します。つまり、全てのステークホルダーというのは、会社や取引相手、消費者とその家族、社員とその家族など幅広い範囲を含んでいます。

例えば、自分の会社の業績がものすごく良く、同業他社や取引相手に対して大きな権力を持っていたとします(大手と中小の関係みたいなものでしょうか)。

他の会社に負けたくないと思い、他社の人気商品を真似して自社で製造したり、価格を安くして競争に勝とうとすることは可能です(このような方法は特段珍しいものではないでしょう)。

しかしそれにより、周りの会社がバタバタと倒産したり苦しい状況になるのはどうなのかと思うのです。我が道を進み、オリジナル商品で勝負することは良いと思います。しかし、価格競争や他社と似た商品を販売することで(競争に)勝つことは、なんだか会社の潰し合いをしているようにしか思えません。

もう一つ例を挙げると、会社の業績を上げるために、社員にたくさん働かせていたとします。たしかに会社の業績は良くなるけれど、社員はどうなるのでしょう?残業だらけで体が疲弊し、何のために生きているかわからなくなる人も出てきそうです。

会社を倒産させないことは大切です。しかし、過度に競争をしたり人材を酷使するような行為はよくありません。

人は、食べていくために働くことはもちろん、「人生を充実させて楽しく生きる」という目標もあるはずです。

会社の成功のために、誰かを犠牲にしてはいけません。ブラック企業は典型的な悪例です。人を人として扱っていないのです。

もちろん、僕の考えを実現することは簡単ではないでしょう。しかし不可能ではないはずです。AIによる労働力の代替に関する議論がありますが、人間にしかできないことを私たちはやるべきだと思いました。

(ちなみに、この考え方は鳥貴族の社長である大倉さんの考えを参考にしています)

1-2.個人の成長=会社の成長?

今回、学生と社長による話し合いでしたが、学生側は「自分が成長していける」ことを重視し、社長は「会社が成長していける」ことを重視していました。ところで、個人の成長と会社の成長は同じものなのか?

今では一つの会社にずっといることは普通ではなくなっている。能力を身に着けて転職も視野にいれたい

とある学生の意見です。たしかに、一つの会社にずっといることは当たり前ではなくなりそうです。ただ、会社というのは転職者の養成所ではないことに注意すべきです。会社内で活躍してもらうために教育しているのです。

聞こえ方によっては、「自分は成長して転職もしたい。会社はそのための環境を充実させるべきだ」となります。それってもはや、自分のことしか考えていないような気がしますね…。

堀江貴文さんの「ゼロ」という本に書いてありましたが、

自分が「働かされている」と思っているか、それとも「働かせてもらっている」と思っているかを考えるべきです。理想は後者です。

働いている以上、当然会社のためにできることをやらないといけません。自分の成長だけを考えていたら、かえって会社の足かせになるおそれがあるのです。

会社は、学校ではありません。もちろん学ぶべきことはたくさんありますが、「社員教育は与えられるもの」とは考えず、自分から学ぶ姿勢を大切にしたいです。そうした小さな積み重ねが、会社への貢献に繋がるはずです。

2.社会人として必要なことは何か

半年後に社会人になるわけですが、働く人間としてどのような心得が必要なのか、よく考えます。

ここでは周りの意見を元に自分の考えをメインに書いていきます。

2-1.自分の軸を持つべき

」と言うと抽象的かもしれませんが、ここでは「自分の考え方やスタンス」を指すものとします。

つまり、「物事に対して『自分だったらどうするか、どう考えるか』をしっかり答えられるようにすべき」ということです。

よく、周りに合わせて行動する人がいます。「周りが〇〇だから自分も〇〇しよう」と思うわけです。それでは自分の考えを持つことができません。自分の意見に自信を持ち、必要あれば他人と議論できるようにしないといけません。

周りに合わせてしまう人は大概、「周りと違うと嫌われるかもしれない」と思ってしまうはずです(僕もそうでした)。しかし、嫌われることを恐れていたら自分らしさを失ってしまうし、他人の人生を生きていることになるのです。

自分の人生を代わりに生きてくれる人はいません。嫌われることを恐れずに他人とコミュニケーションを取る。当たり前かもしれませんが、しっかり意識したいものです。

(こういった内容は「嫌われる勇気」という本に詳しく書かれています)

僕は毎日ブログを書いていますが、それも自分の軸を持つために行っていることです。自分の意見を周りに発信したら、その内容に責任を持たないといけません。それを利用して、自分の考え方をどんどん確立(必要あればアップデート)しようと思っています。

自分がどんな人生を生きていくのか。予期せぬ未来が待っているおそれもあります。様々な重要な決断に迫られる中、自分の納得のいく決断を下せるかどうか。社会に出る上で求められる能力だと思いました。

2-2.常に学び続ける

周りの環境も多少影響があるとは思いますが、会社でうまくやっていけるかどうかは「自分次第」だと考えています。

完璧な人間などいないわけで、誰にでも短所はあるはずです。それに早く気づき、改善していけるかどうかが重要ですね。

そのためにも、日々の学びや情報収集を怠らないようにしたいです。最新のニュースに注目したり、自分にはどんな能力が必要か考えたり。さらには、他人とうまく関わるためにどう行動すべきかも学ぶべきですね。

これは学生時代から変わりませんが、「生きている限り、人生は勉強の連続」です。学びに終わりはありません。「もう学ぶことはない」と思った瞬間、人としての価値は下がってしまいます。

常に「自分には何が足りないのか」「自分ができることは何か」などを考えて行動することで、周りの人との関係も良くしていけます。生活全般に目を向け、自分をアップデートし続けることが求められると思いました。

3.最後に

ここまで2つのテーマについてに書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

良い会社とは何か?
社会人として必要なことは何か?

考え方は人それぞれです。誰かに聞かれたときに、自分なりに考えを言えるようにしたいものです。

最後に、僕らしく数字を使って表現します。

標準の値を1とします。日々の生活の中で、ほんの少しの努力を継続する人(1.01)と、ほんの少しだらける人(0.99)がいたとします。

両者の差はどうなるでしょうか?365乗して比較してみました。

1.01の方は37.783と大きくなるのに対し、0.99の方はたったの0.02…。こんなに差が出てしまうのですね(1453倍)。できることを継続することは、将来的に大きな力になります。0.99ではなく、1.01の人間になりたいです。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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道は開けるー3

#58 

今回は、この本について書きたいと思います。

D.カーネギーさんの「道は開ける」という有名な本です。この本について思ったことを、何回かに分けて書いていきたいと思います。

今回は第三弾です。以前の投稿はこちら↓

何が書かれているか?〜目次〜

1.思考が人生を作る

2.仕返ししようとは考えない

3.期待はせず、与え続ける

4.短所よりも長所を見る

5.宗教の力

6.最後に

 

1.思考が人生を作る

この考え方は、いろんな本に出てきますね。自分がどう考えるかによって、その先の人生が決まってくるということです。

「そんなこと、本当か?」と思うかもしれませんが、日頃の生活を見つめてみましょう。

何か悪いことを考えていたとき、本当に悪いことが起こったことはありませんか?あるいは「失敗しそう…」と思ったときに本当に失敗したことはありませんか?

悪いことを考えると、それが行動にも影響してしまいます。体調も悪くなっていきます。悩みすぎて鬱になってしまうのも、思考からくるのです。

逆に楽しいことを考えていると、気持ちが前向きになってどんどん前へ進んでいきます。自然と良い結果もついてくるのです。

そのため、良い人生にするためには「良いことを考える」ことが大切です。日々生活していると悩みを抱えるものですが、なるべく考え込まないで冷静に対応し、忘れてしまった方が良いのです。

第2回でも書いたように、悲しいことと楽しいことを同時に考えることができません。「楽しい」ことを考え、「悲しい」という感情を追いやれるようにしましょう。

良い考え方をしているかどうかで、人生の良し悪しも変わる。このことを意識して行動すべきだと思いました。

2.仕返ししようとは考えない

誰かから嫌がらせをされたとき、その人に何か仕返しをしたいと思うことがあるかと思います。しかし、それは良くありません。

本書では以下のように書かれていました。

『敵に対して仕返しをしてはいけない。もしそうすれば、敵を傷つけるよりもはるかに多く自分自身を傷つけることになる』

仕返しをするということは、「誰かを傷つけよう、苦しめよう」という感情を持つことになります。たとえ仕返しをしたとしても、本当に良いことなのでしょうか…?

「仕返しをしよう」と考えることで、性格はどんどん悪くなりそうです。他人の悪いことばかりを考えたら、相手を素直に見れなくなります。

また、仕返しをすることで、さらに相手に仕返しをされるおそれがあります。相手からしたら「攻撃された」と思うからです。仕返しを仕返しで返され、それがさらにエスカレートしたら…人間関係は大変なことになりますね。

何か悪いことがあったときに改善策を考えますが、相手との関係は良い状態に保ちたいものです。仕返しは、相手との関係をさらに悪化させてしまうため、メリットは何もありません。

アドラー心理学の記事でも書きましたが、目的を考えることが大事です。

仕返しするということは、「相手を傷つけ、自分は被害者であるということをわからせる」という目的があります。この目的で行動すれば、本当に相手とのトラブルは解決するのでしょうか…?本来の目的を見失うと、益々トラブルが起こってしまうのです。

仕返しをするために労力を使うこと自体、良いことではありません。もちろん、相手に酷いことをされたら悲しいけれど、そういう人とは距離を置くようにし、嫌なことはすぐに忘れるようにしたいものです。

恨んでいる暇があったら、自分の好きなことをすべきです。わざわざストレスが溜まるようなことに時間を使うのは、勿体無いと思いませんか…?

ジャヤワルダナさんの考え方をここで紹介します。

憎しみは、憎しみによっては消えない
愛によって消える

他人の悪口を言い続けることに意味はありません。自分だって、いつの間にか誰かを傷つけているかもしれないのです。相手の行動から何を学べるかを考え、無駄なことは忘れる。ストレスを溜めないために必要なことだと感じました。

3.期待はせず、与え続ける

これは、アドラー心理学の「承認要求を否定」という内容と似ています。また、堀江貴文さんの本にも同じようなことが書かれていました。

相手が、自分の思い通りに動くとは限りません。過度に期待しすぎてその通りにならないと、相手を悪く見てしまう。悪く見ることで視野が歪み、やがて自分も傷つけてしまいます。

本書には以下のようなことが書かれていました。

『人間とは生まれつき感謝を忘れやすくできている。だから絶えず感謝を期待することは、みずから進んで心痛を求めていると言ってよい』

期待をすることで苦しい思いをしてしまいます。とはいっても、他人とは良い関係でやっていかないといけません。

堀江貴文さんの「自分のことだけを考える」という本では、

期待はしないけど信じる

ということが書かれていました。

相手を信じないと、良い関係は築くことはできません。たとえ期待通りに動いてくれなくても、「思い通りにいかないものだからしょうがない」と割り切るべきなのです。他人を信じて自分のできることを提供し、共にやっていけるように努力していくことが求められます。

これは、子育てをするときにも気をつけるべき考え方です。

子供は、まだまだできないことが多いです。親が子供に期待したり良いことをしたりしても、期待に応えなかったり感謝しなかったりすることが普通です。そこで腹を立ててしまったら、子供との関係は悪化してしまいます。

人が幸福に生きていくためには、感謝を「期待」するのではなく、「与える」喜びを味わうことです。期待はせず、与え続ける。それを続けることで、自分を支持してくれる人は増えていくはずです。

4.短所よりも長所を見る

人は、他人の悪いところばかりを見てしまう傾向があります。他人のある一面だけを見て、「この人は嫌い」とか「この人は最悪だ」と考える人もいます。

この世に、完璧な人間なんていません。「人は誰しも、悪いところがある」ということを意識すべきです。

相手の悪いところを見て、がっかりしたり恨んだりしてもメリットはありません。1でも書いたように、自分の人生をさらに悪いものにしてしまいます。
(SNSでは、他者の文句を書いて満足している人が結構多いです。このような人は、おそらく幸せになれないでしょう…思考は人生を作るわけなので。)

相手の良いところを見て、相手を好きになる方がよっぽど素晴らしいことではないでしょうか?相手の良いところを考えたほうが、その人との対人関係も良いものになっていきます。

悪いところは誰にでもある
良いところを探すようにしよう

当たり前のようで意外とできていないので、自分も気をつけたいと思いました。

5.宗教の力

宗教のことに関しては、以前日記ブログにも書きました。

何か災難なことがあっても、ある宗教を信仰していれば、「〇〇という教えがあるから仕方がない」と考えることができ、精神的に不安定になりにくいそうです。

「神」という存在によって、日々のルーティンや考え方も定着しています。宗教の力というのは、すごいものなんですね。本書では、次のようなことも書かれていました。

信仰は、人間が生きる拠りどころとすべき力の一つだ。そしてそれが皆無となることは破滅を意味する

日本人はあまり宗教に馴染みが無いかもしれませんが、何か為になりそうな考え方や哲学は持っておくと良いですね。僕の場合は「アドラー心理学」ですかね。

何か自分なりの考え方の軸になるものがあれば、何かあっても冷静に対処できます。無理に宗教を進行する必要はありませんが、何かの考え方を元に行動することは大切だと感じました。

「自分の軸を持つ」というのは、これから社会に出る上で必要だと思っています。来週投稿予定の「就活論ー3」にも改めて書こうと思います。

6.最後に

ここまで書いてきましたが、いかがでしたか?

内容をまとめると、

・悪いことではなく、良いことを常に考えて人生を良くしよう

・「仕返し」は自分を傷つける行為で良くない

・他人に期待はしないが、信じ続ける

・短所ではなく長所で相手を見る

・自分の考え方の軸を持とう

です。

本では実際の事例が多数紹介されており、具体的にどのように対処すれば上手くいくのかがとても参考になります。興味のある方はぜひ読んでみてください。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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知っておきたい「違い」

#57 

今回は、先月の22日に放送された「池上彰のニュースそうだったのか!」の内容を元に書きたいと思います。

普段耳にする言葉の違いについて、色んな内容を取り上げていました。その中で勉強になったことについて、いくつか書きたいと思います。

何が書かれているか?〜目次〜

1.新聞とテレビの違い

2.憲法、法律、条例、政令の違い

3.診療所と病院の違い

4.薬局と薬店の違い

5.台風と熱帯低気圧の違い

6.銀行と信用金庫の違い

7.最後に

 

1.新聞とテレビの違い

どちらも、私たちにニュースを届ける点で一致していますが、情報の偏り方に違いがあります。

新聞は情報が偏っていても良く、テレビは情報が偏ってはいけません。

新聞は、配達員によって各々の家に届きます。新聞社ごとに各自で新聞を配達するのです。しかしテレビの場合、公共の電波を使って家に届きます。つまり、テレビの情報の方が国民に影響を与えやすいのです。そのため偏った放送はしないようにしているのです。

(とはいっても、テレビ局ごとに放送の仕方が違うため、何を見ているかによって情報が若干異なってきます…。)

テレビでは、ある議論が与えられたとき、それに「賛成」あるいは「反対」と決めてはいけません。一方、新聞ではそれが許されるのです。

普段私たちは、複数の新聞を読むことはありません。しかし、新聞によって取り上げ方にかなり違いがあるのです。

例えば、大手の新聞社5社のうち、今の安倍政権に肯定的か否定的かが、下の図のように異なるそうです(池上さんの考え)。

 

つまり、もし産経新聞しか読んでいないと、安倍政権に都合の良いことしか情報が入ってこない可能性が高いです(書かれていても目立たないように書いてあるでしょう)。一方で毎日新聞しか読んでいないと、安倍政権の悪いところばかりに目が行くのです。

池上さんは、新聞を何冊も読むといいます。新聞によって、取り上げ方が全く異なるからです。

新聞に限らず、ある特定のメディアのみから情報を得る傾向があります。そうすると、偏った情報しか頭に入らない可能性があります。いろんなメディアを通して同じニュースを見つめることが大切だなと思いました。

2.憲法、法律、条例、政令の違い

これは、中学の社会の授業でやりましたね笑。しかし、日々触れている話題ではないため、忘れてしまいがちです。この際確認しておきましょう。

誰が守るかによって、違いがあります。

憲法国家権力が守るべきもの
法律国民が守るべきもの

法律は憲法に違反しない範囲で制定できます。憲法が一番上にあり、それを元に法律が作られていくのです。

条例都道府県や市区町村などの住民が守るべきもの

法律は全国民が守るべきものでしたが、条例は特定の地区(定められた場所)に住む住民が守ります。また、そこの地区を通過した人や滞在している人なども守る必要があるのです。

法律は憲法に違反しない範囲で作られますが、条例は法律に違反しない範囲で制定されます。「憲法」、「法律」、「条例」というのは繋がっているんですね。

さて最後の政令ですが、これは政府が作るもので、「法律の取扱説明書」と言われています。国民が守るべきものです。

細かい取り決めが書かれているのですが、わかりづらいので番組の例をそのまま引用させていただきます。

例えば、「肥満税法」という法律があったとします。しかし、この法律だけでは、「何キロ以上に課税するのか」、「身長とのバランスはどう考慮するのか」、「どの時間帯に計測するのか」、などといったことが曖昧でわかりません。

このような細かいことを、政府が決めて発表しています。政令は「法律のトリセツ」なんですね。

以上、「憲法」「法律」「条例」「政令」4点について説明しました。これらの関係はしっかり知っておきたいです。

3.診療所と病院の違い

単純に、入院用ベッドの数が違います。

診療所入院用ベッドが19床以下
大病院入院用ベッドが20床以上

ちなみに、入院用ベッドが400床以上だと「大病院」と呼ばれるそうです。

用途としては、規模が小さい診療所は「通院で治療」し、病院は「入院しながら治療」、規模が大きい大病院は「高度な医療で治療」という形になっており、規模が大きいほど重い病気を扱う傾向があります

ただ、ちょっとした症状でも大病院で見てもらいたい人がいるのも現状です…。なるべく近くの小さい診療所で見てもらい(これを「かかりつけ医」と言います)、重たい病気であれば医者に招待状を書いてもらうように勧めています。

もし紹介状無しで大病院に行った場合、初診料は以下のように追加料金が発生してしまうそうです。このように、なるべく診療所へ行くように仕向けています。これは、病院の混雑対策にも役に立っているのです。

4.薬局と薬店の違い

僕自身、「薬店」という名前を聞いたことがなく、2つの違いがさっぱりわかりませんでした…。

英語に直すと、

薬局pharmacy
薬店drugstore

となっています。

薬局は、薬剤師が常駐し、処方せんの薬を調剤してくれるところです。

一方薬店は、一般用の医薬品が買えるそうで、薬剤師が常駐していないそうです。

薬剤師が常駐しているかどうか」で変わってくるんですね。

今、薬局は増えていますが、その数は全国のコンビニの数より多いのです。これは意外でした。

なぜ、こんなにも多いのかというと、「医薬分業」という考え方があるからです。

昔は、病院で治療し、薬も処方するというのが普通だったそうです。ただ、薬を処方すると利益も上がるため、必要ないのにたくさん処方するということが病院側ではあったそうです。

それは問題ということで、「治療」と「薬の処方」の場所を分けるようになりました。全国の病院の66.1%が医薬分業を行っているそうです(2012年時点)。

ちなみに、薬局での「調剤基本料」というものの値段が、場所によって違います。

病院から近いほど、さらに大手の店ほど安くなるそうですね。これにより、一つの薬局に人が集中しないようにしているのです。

薬局の場所や規模によって、値段が変わってくることは知りませんでした。今後はこの値段の差に気にかけてみようと思います。

5.台風と熱帯低気圧の違い

よく台風は、発生してしばらくした後に温帯低気圧に変わりますよね。両者は風速の大きさに違いがあります。

中心付近の最大風速が秒速17.2m以上」のものを台風と言います。それ以下であれば熱帯低気圧です。

そもそも、台風は気温が高いほど強くなります。海の水が蒸発する量が増えることにより、たくさんの渦を巻いていくそうです。

特に、最近は海水温の温度が上がっているため、日本の近くでどんどん台風が発達するそうです。海水温が上がると降水量も増えてしまうため、私たちの生活に大きな影響を及ぼします。

台風の強さの呼び方には種類があり、最大風速の大きさによって、以下のように分けられています。

非常に強い」という言葉はよく聞きます。「猛烈な」というのはあまり聞かないため、この言葉を聞いたら相当やばいんだなと心しておかないといけません。

また、台風の大きさにも呼び方に違いがあり、強風域の半径が500〜800kmだと「大型」、それ以上だと「超大型」と言うそうです。

台風は、日本に何度もやってきます。どれくらいの規模で、どの程度の強さなのか。報道される言葉から、大体のことが理解できるようにしておきたいと思いました。

6.銀行と信用金庫の違い

両者の違いとして、まず規模があります。

銀行の中では「都市銀行」と「地方銀行」に分けられます。

都市銀行は、全国に支店がある大きな銀行で、主な取引先は大企業です。

(みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行など)

地方銀行は、各都道府県に本店があり、主に地元の企業に融資します。

(横浜銀行、千葉銀行、静岡銀行など)

一方、信用金庫はさらに規模が小さく、中小・零細企業と取引しています。

このような規模による違いがありますが、違いはこれだけではありません。

銀行は株式会社です。そのため、株主の利益を優先してお金のやりくりをしないといけません。

一方信用金庫は、利益第一ではなく、地域の発展・活性化のために活動しています。営業地域も一定の場所に限られており、地域密着型になっています。

行数を考えると、信用金庫などからなる地域密着型の組織が7割を占めています。街中で都市銀行の看板をよく見かけますが、そのような銀行はごく少数であることが下の図からわかります。

7.最後に

ここまで書いてきましたが、いかがだったでしょうか?知っていそうで知らないことは多いです。常に学び続けないといけないなと改めて感じました。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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道は開けるー2

#56

今回は、この本について書きたいと思います。

D.カーネギーさんの「道は開ける」という有名な本です。この本について思ったことを、何回かに分けて書いていきたいと思います。今回は第2回です。

前回の投稿はこちら↓

何が書かれているか?〜目次〜

1.忙しい状態を作る

2.平均を考える

3.過去から学んだら忘れる

4.最後に

 

1.忙しい状態を作る

悩み事があると、そのことで頭がいっぱいになってしまうことがあります。行動が制限され、ますます悪い結果を引き起こしてしまうおそれがあるのです。

悩まないためにはどうしたら良いのか?

本書では「忙しい状態を作るべきだ」と述べています。

簡単に言うと、「たくさん予定があって忙しく動いていれば、悩んでいる暇は無い」ということです。

例えば家に引きこもって何もしていないと、どうしても悩み事の内容が頭を支配しています。これは、悩む時間がたくさんあるからであり、良い状態ではありません。

本書に出てきた事例では、精神的な病に陥ってしまった人へのアドバイスとして「予定をたくさん作って忙しく行動するように」と言っていました。特に自分の好きなことをすると、そのことで頭は夢中になり、いつの間にか頭がすっきりするというのです。

確かに、悩む時間があったら、その時間を好きなことに利用した方が良いですよね。その方がストレス解消になるし、落ち着いて物事を考えられるようになります。

ホリエモンこと堀江貴文さんも、「ゼロ」という本で「死」への恐怖について同じようなことを書いていました。

子供の頃に「いつか死んでしまうかもしれない」と考え、恐怖を抱いていたそうですが、会社を起業して忙しくしているうちに、いつの間にか死への恐怖は頭から消えていたそうです。その経験から、死を意識しないためには忙しく行動すべきだと考えているそうです。

ところで、好きなことをすることで悩みが薄れると書きましたが、「何をやるか」も大事になってきます。単純作業ではなく、頭を使う作業の方が良いと思います。

メンタリストのdaigoさんの本では、作業を習慣化することで疲れを抑えられると書かれています。

夜は疲れていると眠りやすいですが、頭が極端に疲れていない場合、悩み事を考えてしまう余裕が出てきそうです。せっかく忙しく動いても、頭をフルに回転させないと効果が薄くなるおそれがあると思いました。

これは意外と認識していなかったことですが、同時に2つのことを考えることはできません。

「ホントなのか?」と思うかもしれませんが、例えば嬉しい出来事と悲しい出来事があったとします。まず、嬉しい出来事を考えてみてください。その状態で次に悲しい出来事を考えてみてください。同時に考えられましたか?

わかりにくいかもしれませんが、同時に考えようとしても、どちらか一方しか考えられません。2つの出来事を瞬時に考え分けているのです。

意識していないとわかりにくいですが、一方の感情がもう一方の感情を追いやっているです。このことからわかるのは、楽しいことをして充実した気持ちでいれば、悲しい気持ちはどこかに行ってしまうということです。

同時に考えられない。だからこそ楽しいことを考えよう。

そのために好きなことして忙しくすることが大切なのです。

2.平均を考える

日々生活していると、偶然大きな出来事が起こることがあります。それは、嬉しいことや悲しいことなど様々です。

なるべく悪いことは起こってほしくありませんが、「〇〇が起こってしまったらどうしよう…?」と考えてしまうこと、皆さんはありませんか?

(僕は心配症のため、結構あります…)

まだ何も起こっていないのに悩んでしまうのは良くありません。とはいえ、何も心配しないで暮らしていくことは容易ではありません。

そこで大切な考え方となるのが、「平均を考えること」です(本書では「平均値の原則」と書いてあります)。

簡単に言うと、「『〇〇という問題がどのくらいの確率で起こるか?』ということを考えるべきだ」ということですね。

平均値と書いていますが、確率と考えていただければ大丈夫です。ある物事が起こる確率を考え、その確率が低いのであれば過度に考える必要は無いということです。高い場合は、前回書いたように「少しでも良くなる方法を考える」、「最悪の事態を覚悟する」といった対応が求められます。

僕は心配症ですが、昔シャワーを浴びているときに、「大雨で停電になってしまったらどうしよう?」と思ったことがあります。当時は停電が怖くて、尚かつ風呂場で経験したくなかったのです。

他にも、殺人事件の報道をテレビで見たときに「道端で殺されてしまうのではないか?」と思ったり、電車の脱線事故が起こったときに「先頭車両に乗ったら死ぬのではないか?」と思ったりしたことがありました。

・シャワーを浴びているときに停電になる
・道端で歩いていたら殺される
・電車の先頭車両に乗ったら事故で死んでしまう

昔はよくこの3つのことで不安になったものですが、今考えると大袈裟だったなと思います。どの現象も、起こる確率はそんなに高くないからです。

日々生活していて、将来の不安を感じることがあります。ただ、考えすぎても精神的にきついので、その現象がどの確率で起こるのかを考えることは大切だと思います。確率の大きさによって、取るべき対応は変わってきます。パニックになる前に、一度確率を考えてみてはいかがでしょうか?

3.過去から学んだら忘れる

前回の投稿で「一日の枠の中で生きる」という内容がありましたが、過去のことにいつまでも囚われていると、この先過ごしていくのがしんどくなります。

過去のことに悩んでも苦しむだけで、何のメリットもありません。悩んでいるくらいなら、楽しいことを考えるべきですね(1の内容です)。

とはいえ、苦しんだことの中にも学べることはあります。今後また何かに悩んだときに、過去の経験を活かせるからです。

最近心がけていますが、「過去の出来事から何を学べたかを考え、それが整理できたら忘れよう」と思っています。辛い記憶の中から学べる部分だけ取り出して、それ以外は捨ててしまうイメージです。

これは簡単にはできませんね…。今までの思考パターンが染み付いてしまっているからです。地道に続けていくしかないと思っています。

もし辛い記憶が蘇ってきたら、「この時は〇〇ということを学べたから良かった良かった」と受け止め、辛い気持ちを思い出さないようにしたいですね。学んだことには感謝して忘れないようにし、それ以外は忘れたいものです。

ネガティブなことを考えると不幸になる

このように考えておくべきです。悩み苦しんだ時間というのは、もう戻ってきません。少しでもポジティブになれるように、日頃から頭の中で意識しておくべきだと思いました。

4.最後に

ここまで書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

大切なことをまとめると、

・楽しいことで充実させ、悩んでいる時間を作らない

・物事が起こる確率を考えて、低ければ無駄に悩まない

・過去のことは、学んだこと以外は忘れる

前回も書きましたが、これらの3つの内容は人によって「当たり前」かもしれません。しかし、当たり前のようで忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか?常に意識して行動しないと、なかなか身につかないものです。

小さい出来事に悩まされるのは良くない

私たちはちょっとしたことで悩んでしまいますが、一度大きな危機に遭遇したとき、今まで悩んでいたことがちっぽけなものだったということがわかるはずです。

無理に苦しむ必要はありませんが、大変なことを経験しておくと今後に活かせます。日々の生活で悩んだとき、過去の大変な経験と比較することで日々の悩みがそんなに大したことはないと感じ、悩まなくなると良いですね。

今回書いた3つのことも、そんなに難しいことではないと思うので、参考になった内容があれば実践してみてほしいです。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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