水革命

#55 

最近、集中豪雨などの災害により、避難生活を余儀なくされている方々がいらっしゃいます。特に問題になっているのが「水不足」です。水分などの食料が被災地では多く必要とされています。

先日、テレビ東京の経済番組である「ガイアの夜明け」と「未来世紀ジパング」で、水に関するテーマが取り上げられていました。水不足への対応や新しい生成方法など、面白い内容が多かったです。

そこで今回は、それらの内容を簡単に紹介したいと思います。水に関する知識を深めていただけたら嬉しいです。

何が書かれているか?〜目次〜

1.洗剤無しで洗える「洗濯マグちゃん」

2.水を循環させて利用できる「簡易シャワー」

3.イスラエルによる「水ビジネス」

4.最後に

1.洗剤無しで洗える「洗濯マグちゃん」

普段私たちは、洗濯をする際に洗剤を使いますよね。ただ、洗った後にも臭いが残ってしまうケースがあります。

それを解決するのが、「洗濯マグちゃん」という商品です。(写真の真ん中の商品です)

 

すごいところとしては、これを入れれば洗剤を使う必要が無いということです。しかも、臭いが残らず、かつ汚れもしっかり取れるのです。

このマグちゃんには、マグネシウムが使われています(ここから名前が取られているようです)。マグネシウムが水と反応することでアルカリイオン水ができます。この水により、汚れを落としてくれるそうです。

値段は1944円ですが、100回ほど使用できるため、洗剤の費用を考えるとそんなに高くないでしょう。

このマグちゃん、一人暮らしをしたらぜひ欲しいです!面倒くさがりの自分としては、入れるだけで良いのでかなり楽です。今までに無い商品で、かつ性能も驚きです…!

さて、洗濯をした後には水が残りますよね。実は、マグちゃんで洗濯したときに残る水を利用すると、野菜を育てることが可能だそうです。

普通は捨てられてしまう洗濯排水が、野菜を育てるのに役立つのであれば、環境に優しいですよね。無農薬で作ることが可能なため、画期的です。

(詳しい仕組みは省略しますが、ここでもマグネシウムが関係しているようです。)

「洗濯排水」で作ったと聞くと、あまり良い感じがしないかもしれませんが、一般的な野菜とは味に差がないそうです。

洗濯マグちゃんによって、洗濯をするのにも、野菜を育てるにもメリットがあります。この画期的な商品が、もっと広まっていくと良いなと思いました…!

2.水を循環させて利用できる「簡易シャワー」

シャワーを浴びる際、1人あたり平均で60リットルほどの水を使っているそうです。60リットルと聞くと、かなり使っている感じがしますね…。

そんな中、WOTAというベンチャー企業が、ある画期的なシャワーを作りました。水を再利用して使うシャワーです。

シャワーで体の汚れを落とすと、当然水は汚れます。しかし、その水をフィルターに通すことで汚れの成分を取り除き、またシャワーの水として使用できるのです。

フィルターでは、水にどんな成分が含まれているかを、人工知能が計算しています。それによってきれいな水にできるそうです。使われた水の95%を再利用しているんだとか…!

さらに、使う水はたったの30リットル。その量で100回ほどシャワーを浴びることができるので驚きです。(普段の200倍多く使えることになります!)

さてこのシャワーは、今年発生した西日本豪雨の際にも利用されました。「社会に役立てられることはやる」というWOTA社長の考えから、被災地に行ってシャワーを体験してもらうことにしたのです。

被災地では、水が断水しているところが多く、シャワーを浴びることは難しい状態です。30リットルで利用できる簡易シャワーの登場は、被災地の方々を救ったのでした。

この会社では、さらにシャワーの軽量化を目指しています。従来は4人がかりで運ぶものを、1人でも持ち運べるコンパクトなタイプに改良しました。これにより、たくさんの場所へ簡単にシャワーを届けることができるのです。

この簡易シャワーは、水不足の際に大活躍することでしょう。今後の技術のさらなる発展に期待したいです。

3.イスラエルによる「水ビジネス」

世界では、水不足に陥っているそうです。アメリカでは、水を無駄使いしていないかをチェックする警官がいるそうですね…。

そんな状況ですが、イスラエルでは水ビジネスが盛んに行われています。イスラエルといえば、聖地のエルサレムがあることで有名ですが、意外にも国土の60%以上が砂漠なのです。そんな地形では水不足に陥りやすそうですが、イスラエルの水への取り組みはすごいです。

そもそも、世界の水の中で私たちが飲める水の比率は低いです。全体の97.5%が海水で、2.5%が淡水だそうです。私たちが飲めるのは淡水ですが、淡水の多くは北極や南極に集中しているそうです。そのため、私たちの身の回りで飲める水の割合は、たったの0.01%なのです。

「世界には水がたくさんあるから大丈夫じゃないか」と思うかもしれませんが、そんなに甘い話ではないみたいですね…。

イスラエルでは、年間降雨量がそんなに多くありません。そのため、対策として「海水から水を生成する車」が作られました。

海水をフィルターに通し、飲める水にしていくそうです。これは、2での簡易シャワーと仕組みが似ていますね。

1台1500万円するこの車ですが、海外からの注文もあるそうで、今後ますます世界に広まっていきそうです。水不足に悩む国にとっては、ものすごく必要な車となるでしょう。

他にも、機械を使って海水に含まれる塩を分離させたり、空気から水を作る技術も発達しているそうです。自家発電などを用いることで、低コストで水を作ることが可能になっています。

さらに、「国土の砂漠比率が高いのに農業国家である」ことも驚きです。節約のため、点滴のように少しずつ水を野菜にあげるようにしたことで、かえって育ちがよくなっているそうです。

一連の取り組みを見て、ここまで本格的に水の生成に力を入れているとは思いませんでした…!水不足に悩む国へ提供できる技術は多いですし、これから水不足になるおそれがあることを考えると、さらに大きなビジネスになりそうな気がしました。

4.最後に

ここまで、水を有効利用するための事例について見てきましたが、いかがだったでしょうか?

どの例も画期的で、テレビを見ていた自分は終始驚いてしまいました…笑。こんなに素晴らしい取り組みなのに、あまり知られていないのは残念です。もっと多くの方に知ってほしい内容だと感じました。

普段何気なく使っている水ですが、世界的には貴重な資源です。そして、水の量は有限です。今後、水を求めて世界の国と争いをすることもあり得るのです。

今回の放送を見て、すごい技術があることを学んだと同時に、もっと水を大切に使わないといけないなと考えさせられました。そして、資源の争いをせず、技術を利用した平和的な方法で水不足を解決していってほしいと思いました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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