読書論ー2

#46

今回は「読書論」の第2弾として書いていきたいと思います。

第1弾を5月に書いたので、そちらも読んでいただけると嬉しいです。

第1弾では、
・本を読んで良かったこと
・本の読み方

に焦点を当てて書きました。自分は、読書を通して学んだことがたくさんありました。楽しさを知っているからこそ、今も読書を継続して行っています。

とはいっても、ただ読めば良いという問題ではありません。その内容が自分に身についていなければ、読んだ意味はないのです。

僕は「嫌われる勇気」という本を読んでから、今も読書が好きで継続しています。この本は自分にとって衝撃的だったので、今でも内容はよく覚えていて、自分の行動の指針にもなっています。また、最近は良いと思った本を読み返すようにしています。

今回は、自分にとってためになる読書の方法について、自分なりの考えを書いていきたいと思います。

尚、ここでの「本」というのは、教養本などを指します。小説や他のジャンルの本に関しては自分自身があまり読んでいないため、そういった本を読みたいと思っている人にとっては参考にならないかもしれません。予め、ご了承ください。

何が書かれているか?〜目次〜

0.まず押さえておきたいポイント

1.自分を「知る」こと

 1-1.闇雲に読んでも仕方がない

 1-2.価値のある本の見分け方

2.自分の「考え」を持つこと

 2-1.自分の立場を意識しながら読む

 2-2.気になった部分には付箋を貼りまくる

3.最後に

 

0.まず押さえておきたいポイント

本を読むとき、あなたはどういう基準で選びますか?

・今流行りの分野
・自分の好きな分野
・自分のためになりそうな分野
・リーズナブルな値段のもの

など、人それぞれ色々あると思います。しかし、いずれにおいてもおさえておくべきポイントがあると考えています。それは、

・自分のことを知る
・自分の考えを持つ

の2つです。この2点をおさえたうえで本を読まないと、本の内容が自分の体に身につかないのではないか?と思うのです。

この2点について、順番に考えを書いていきたいと思います。

1.自分を「知る」こと

まずは自分を「知る」ことについて書いていきたいと思います。

1-1.闇雲に読んでも仕方がない

読書をするからには、その内容が自分にとってためになるものであってほしい。誰もがそう考えているはずです。

自分の”ためになる”内容が書いてあると、たとえ自分の行動を否定した内容であっても、刺激的で読み進めることができます。例えるなら、体の神経に稲妻が落ちる様な感じでしょうか…。

自分に足りないところや改善したいところが本に載っていると、嬉しいものです。しかし、その気持ちを味わうためには、

自分のことをよく知っているかどうか?

が大事になってくると思うのです。だって、自分のことを知らなかったら、本に書いてある内容が自分に当てはまるのか、自分の行動の改善策が書いてあるのかが判別できません。そうすると、その内容は頭に残らず、たとえ大切な内容でも身につきません…。

以前就活論でも、自分を知ることが大切で、特に大学生は自己分析を早めから行うべきだと書きました。

仕事においては、自分に合った仕事でないと長続きしません。それがうまくいかず、対人関係などで苦労し、会社を早く辞めてしまう人が最近増えています。本も同じで、自分に合った本を読まないと長続きしません。

本や仕事に限らず、物事を行うには「自分に合っているか?」という指標が大事になってきます。そのためにも、自分がどういう人間で、どういうことが好きなのかを早く知る必要があるのです。

また、読書に関しては、読んだらそのままにしないことが大切です。

「おもしろかった〜」と思って本を閉じても、正直言って意味がありません。

僕は、本に書いてあることを1%でも実行してみようと考えています。著者の考えはすばらしいけど、すぐには実行に移せないもの…。それを少しずつ、改善していくべきではないかと思うのです。

いつもより”少し”違うことを実行してみる。その結果どうだったか、改善すべき点はあるかなど、自分の新しい行動を振り返ってみると、自分のことをより深く知ることができるのです。

自分ってどんな人間なんだろう…?

絶えず問い続けることこそ、あらゆることに成功するための第一歩になると思います。

1-2.価値のある本の見分け方

自分のことを知る必要があるといっても、すぐにわかるものではありません…。とりあえず手に取った本を読んでみるのもありですが、「その本が自分に良い本であるか?」を確かめる簡単な方法を自分なりに考えたので、以下に書きたいと思います。

★本を読む前

・タイトルやレビュー、まえがきを見て、「面白そう」と思えるか?

これは直感でいいです。スタート地点から読む気がなかったら続かないため、読む本が全くわからない場合におすすめです。

★本を読み途中

・眠くても読めるか?

つまらない文章が続くと眠気が襲ってきて、寝落ちしてしまうケースがあります。しかし、夢中になるほど面白いのであれば、読んでいくうちに目が覚めます!

★本を読んだ後

・また読み返したいと思うか?

良い本であれば、何度でも読み返して内容を身につけたいと思います。そして、自分で語れるくらい理解するようになります。難しい内容だと、また読み返したいとは思えないかもしれません…。

2.自分の「考え」を持つこと

次に、自分の「考え」を持つことについて書きたいと思います。

2-1.自分の立場を意識しながら読む

本を読んでいると、様々な考え方が出てきます。一つの議題に対しても、賛成意見や反対意見が出てくるのが普通です。

そんなとき、自分がどういうの立場の考えを持っているかを把握しておくべきです。一定の考えを持っていないと、ある話題に関して、

「賛成派」の内容を読んで「なるほど〜」と思い、
「反対派」の内容を読んでも「なるほど〜」と思う。

それで終わってしまうおそれがあります。

読みながら、自分だったらどう考えるかを頭の中で考えられるようになると理想ですね。僕もまだそれはできていませんが、この作業ができるようになるのは経験の積み重ねによるものだと思います。

誰かの意見を読んで「なるほど」と思っても、その意見の根拠や反論された場合の返し方がわからなくなるときがあります。

それを少しでも減らすためにも、何度も読み返して自分の考えを整理したり、色んな本を読み続けたり、ブログを書いたりしています。

考えを文章化することで、自分の考えがはっきりしてきますし、読みながら自分の立場を考えられるようになりました。

本を読む際は、自分の考えを持ちつつ、著者の考えを受け入れたり、反論してみたりする。そうすれば、自分の言葉で自分の意見を話すことができ、より深く理解できると思いました。

2-2.気になった部分には付箋を貼りまくる

僕は、「あ、こういう考え方もあるのか〜」と思ったところには付箋を貼るようにしています。

付箋を貼る目的は、大事なところをすぐに読み返せるようにするためです。何枚でも貼って良いし、同じページに何枚でも貼って良いと思います。

たくさん貼りすぎてわからなくなるかもしれません。僕は、頭にインプットされ、自分の中の常識として確立された内容であれば付箋を剥がすようにしています。付箋の枚数は減っていきますし、それくらい読めば本の内容は自分に身についているはずです。

付箋は、100均でも売っているのでお得です。文章が透ける透明のものがおすすめです。

3.最後に

ここまで書いてきましたが、いかがでしたか?

・自分のことを知る
・自分の考えを持つ

というのは、読書をする上で大切だと考えています。

私達は、いろんな人と出会い、関わっていきます。様々な経験もするでしょう。それらを通して、徐々に自分自身のことがわかってくるはずです。

機械というのは、取扱説明書(トリセツ)の内容を知らないとうまく動きません。

同じように人も、その人独自のトリセツ(=性格、趣味嗜好など)を自分で理解しないと苦しんでしまいます。

今回は「読書」にスポットをあてて書きましたが、読書に限らず、物事を行う上で自分のことを知ることは本当に大事です。特に大学生は、自分の良いところも悪いところもしっかり知るべきです。そして受け入れ、アップデートしていくべきです。

自分をより良くしていくためにも、読書は効果的です。まずは読みやすいもの、読みたいものから読んでいくことをおすすめします。

この記事を読んで、少しでも読書に興味を持っていただけたら嬉しいです。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。

ブログ論ー2

#45

今回は、「ブログ論」の第二弾として、自分のブログへの拘りや考え方を詳しく書いていきたいと思います。

前回の記事はこちら↓

日記の方のブログは、投稿回数が550回を超えました!(2018年7月21日時点)続けられているのは、自分なりにルールを決めて投稿しているからです。誰かから強制されてやるのは嫌ですからね…。また、読んでくださっている方々がいることもとても大きいです。いつも本当にありがとうございます!

ブログはこちら↓

一つ注意をしておくと、これはブログで稼ぐためのノウハウは書かれていません。文章を書きたい場合にどういったことを書くべきかという、内容面に関することになっていますのでご了承ください。

この記事を読んで、少しでもブログに関心を持ってもらえたら嬉しいです。

何が書かれているか?〜目次〜

1.毎日書く理由

 1-1.新しいものを生み出す力がつく

 1-2.自分のスタンスが確立しやすい

2.ブログを書くときの拘り

 2-1.過去の投稿記事を引用する

 2-2.ページを長くしすぎないようにする

 2-3.とりあえず書いてみる

 2-4.連続して同じ内容は書かない

 2-5.自分らしさを出す、さらけ出す

 2-6.タイトルにこだわる

3.ブログからの発展

 3-1.記事ブログの誕生

 3-2.小説執筆へ

4.最後に

1.毎日書く理由

ここでは、毎日書く理由について、いくつか書きたいと思います。

1-1.新しいものを生み出す力がつく

毎日ブログを更新するというのは、簡単ではありません。また、僕は1週間に10000文字以上書くようにしているため、常に文章を作成しています。

「毎日更新」というのは、ミニチュア写真家である田中達也さんから感銘を受けて始めました。田中さんは、毎日新しいミニチュアの写真をインスタで投稿し続けています。ユーモアのある、とても面白い作品です。

たくさんアウトプットしていますが、アウトプットするほどさらなるアイデアが生まれてくると思うのです。だから出し惜しみをせず、発信し続けたいと思っています。

1-2.自分のスタンスが確立しやすい

たくさん書いていくと、自分の考えやスタンスというのが確立していきます。「自分はこんな考えなんだな〜」というのが、段々とわかってくるのです。

ブログは、同じことを繰り返し投稿するのもありだと思います。それにより、自分の意見をはっきりさせることができるのです。

2.ブログを書くときの拘り

ここからは、僕がブログを書く上で拘っていることを書きたいと思います。

2-1.過去の投稿記事を引用する

1-2とも関連していますが、何度か同じ内容を投稿しているのであれば、過去の投稿記事を引用するのはアリだと考えています。いちいち丁寧に説明する必要もないので、とても楽です。

僕は、自分の過去の投稿記事も見るようにしています。Twitterでは過去の記事紹介もしています。(2018年10月時点では、記事紹介をしていません。また再開するかもしれません)

(もしよろしければフォローしていただけると嬉しいです!)

自分の考えを再認識できるため、自分自身を振り返る意味でも大切なことだと考えています。

2-2.ページを長くしすぎないようにする

記事の内容が長すぎると、「どれぐらい読んだら終わるんだ…?」と読者に思わせてしまうため、なるべく長すぎないようにしています。

僕の場合、日記ブログについては、長くても2000文字程度、このブログは長くても4000字程度にするようにしていますね。

たくさん改行したり、吹き出しを取り入れたりした投稿記事をよく見かけます。確かに文字が詰まった文章は読みづらいですし、対話型の文章のほうがわかりやすいです。

ただ、それを多用しすぎるとページが長くなり、スクロールする回数が増えてしまいます。途中で読むのに飽きてしまうおそれもあります。たくさんスクロールするというのは、読者にとっては負担になるのではないかと思うのです。

読みやすさやレイアウトに注意しつつ、スクロール回数を少なくすることが大切です。もしくは、自分がどこまで読んだかがひと目でわかるようなマークがあるといいなと思います。

とはいえ、一番大切なのは「読みやすい文章を書くこと」です。センターの国語の論説文のようなわかりにくい文章ではなく、誰もが読みやすい文章を作れるように、日々努力したいです。

2-3.とりあえず書いてみる

たくさんの文章を書くというのは、経験を積むうちに慣れてきます。慣れだと思うので、文章を書き続けたい方は「とりあえず書いてみよう」と心がけることが大切ではないかと思います。

また、書いていくうちに次に書きたい内容が自然と思いつく場合があります。自分が思ってもいなかったアイデアが浮かんでくるのです。こういった瞬間があるのも面白いなと思っています。

2-4.連続して同じ内容は書かない

特にこのブログに関してですが、同じ話題の内容を連続で書かないようにしています。

理由は2つあって、1つは自分が同じ内容を連続して書くことに飽きてしまうからです笑。色んなことを並行して書いた方が面白いし、良いアイデアが浮かびやすいと思っています。

もう1つは、同じ内容が連続すると、読者も飽きてしまうのではないかと思ったからです。特に関心がない内容が続くと、読者が離れてしまうのではないかと思ったのです。

ブログは、色んな内容がある方が面白いと思います。もちろん、ある分野に特化して投稿するのも良いですが、内容がワンパターンになると面白くないため、連続して同じ内容は書かず、様々な内容を書きたいと考えています。

2-5.自分らしさを出す、さらけ出す

前の記事でも書きましたが、ブログでは好きな内容を書くべきです。特に自分は数字が好きなので、時々マニアックな内容を投稿することがあります。それが、自分らしい投稿だと思うからです。

ブログは、「自分が何者かを示すためのもの」だと考えています。もちろん人によって独特な個性がありますけど、それを惜しむことなくアウトプットし、自分自身をさらけ出していくことが大事だと考えています。

2-6.タイトルに拘る

タイトルは、読者が最初に見る文章です。やはり「読んでみたい」と思わせるタイトルではないといけないなと思います。

僕は、今まで使ったタイトルは使わないようにしています。常に新しい、斬新なアイデアでタイトルは作り続けたいと思っています。

3.ブログからの発展

ここでは、ブログをやっていたからこそ発展したことについて書いていきます。

3-1.記事ブログの誕生

2014年12月からブログを書き始めましたが、今までは日記という形でしかブログを書いていませんでした。しかし、2016年の5月に、このブログの前身となる記事ブログを書くことに決めました。しかし当時は何を書こうか迷ってしまい、途中でやめてしまいました。

しかし、このままではだめだなと思いました。自分は、正直言うと常識のない人間です。だからこそ、本を読んだり、テレビで見たことをアウトプットして理解を深めたいと思ったのです。そこで、このブログが2017年の9月に新しくできました。

今年の2月からは週1ペースで投稿しています(2018年7月時点)。何とかリズムよく投稿できています。これからも、自分の知識や考えをアウトプットし続けたいと思っています。

3-2.小説執筆へ

文章を書き慣れてきたこともあり、新しいことに挑戦したいと思っていました。そこで、今まで興味を持っていた小説執筆に挑戦してみようと思い、今年の3月に無事出版社に応募してみました!

書けるかどうか当初は心配でしたが、書き続けたことで次第にアイデアが浮かんできて、自分なりには良く書けたと思っています。まだ結果はわかっていませんが、時間が経ったら小説は公開したいと思います。

(2018年10月加筆:「小説家になろう」というサイトで、順次内容を公開中です。読んでいただけると嬉しいです。リンクはこちら)

4.最後に

ここまで書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

これからも、自分なりに、自分らしく、ブログを書き続けたいと思います。また、色んな文章を書くことで皆さんに有益な情報を与えられたらいいなと思います。

最後に、ブログに関して皆さんに伝えたいことがあります。

「読め」とは言いません。
読んでいただけると嬉しいです。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。

続きの投稿はこちらです↓

「そろばん」を語るー3

#44

今回は、そろばんシリーズの第3弾です。

過去の記事はこちら

今回のテーマは「フラッシュ暗算」です。

フラッシュ暗算はテレビでも取り上げられる機会が増え、そろばんをやっていなくても知っている人が結構多いように思います。しかし、どんな風にフラッシュ暗算を計算しているかは、意外と知られていないかもしれません。

今回は、フラッシュ暗算のあれこれについて、自分経験を交えて書いていこうと思います。この記事を読んで、少しでもフラッシュ暗算に興味をもっていただけたら嬉しいです。

何が書かれているか?〜目次〜

1.はじめに

 1-1.フラッシュ暗算とは?

 1-2.フラッシュ暗算のはじまり

2.フラッシュ暗算のやり方

 2-1.そろばんの珠を動かさない!

 2-2.我慢と粘り強さがネックになる

 2-3.川の流れのように

 2-4.フラッシュ暗算ができることのメリット、やりがい

3.最後に

 

1.はじめに

ここでは、フラッシュ暗算とはどういうものなのか、どのように普及したのかを書きたいと思います。

計算方法を早く知りたい方は、ここを飛ばして2章を読んでください。

1-1.フラッシュ暗算とは

フラッシュ暗算は、「画面に出てくる数字を全部足して答えを求める」というシンプルなルールでやっていきます。瞬間的に数字がパッパッパッと出てくることから、このような名前になっているのです。

桁数は1桁から大きな桁までありますが、大会や試験では、桁数は3桁のものが一番大きいです。それより大きい桁は基本的に出てきません。

第2弾でも書きましたが、そろばんの種目は桁数よりもスピードが重視されます。フラッシュ暗算も、数字が速く出てくる問題が大会では出題されます。

フラッシュ暗算は、人によって得意不得意があります。やはり瞬時に出てくる数字をしっかり見れないと計算できませんからね…。

1-2.フラッシュ暗算の始まり

実はフラッシュ暗算は、僕の通っていたそろばん塾の先生が普及に大きく貢献しており、珠算界がこれにより息を吹きかえしたと言われています。フラッシュ暗算の試験自体、始まったのは2004年ですから、歴史は非常に浅いのです。

 

2.フラッシュ暗算のやり方

ここでは具体的に、どんな風にフラッシュ暗算をやっているのかを書いていきたいと思います。

2-1.そろばんの珠を動かさない!

まず簡単な例として、画面に「8、5、9」と出てきたとします。

まず、画面に8が出てきたとき、そろばんの8の珠を頭に思い浮かべます。次に5が出てきたとき、頭の中のそろばんは、8に5を足して13になっています。そして最後に9が出てきたとき、足して22になって答えが出ます。

上級者になると、3桁でスピードの速い問題に挑戦しますが、ポイントは「そろばんの珠をいちいち頭の中で動かさないこと」です。

どういうことかを上の例で説明します。8に5を足すとき、普通はそろばんの8の形から「5玉を取って10を足す」という動きがあります。

①まず8を足して、

②5を取って

③10を足す

しかしこのやり方だと、スピードが上がったときに対応できません。「5玉を取って10を足す」という2ステップの動作があるために、次の数字を足すのが遅れてしまうからです。

そこでどうやっているかというと、「5玉を取って10を足す」という動きを省きます。つまり、5が出てきた時点で、頭の中のそろばんの玉は一瞬で13に変わっているのです!

つまり、

①8の形から、

②13の形に変わる。

という流れが頭の中で一瞬にして起こっているのです。この方法は、大きな桁になっても同じです。例えば、546、819、237と数字が出てきたら、頭の中のそろばんは、次のように1365、1602という形にカチャ、カチャっと頭の中のそろばんの珠が瞬時に変わっていくのです。

①+546

②+819

③+237

これが、フラッシュ暗算を高速で計算するためのポイントです。このやり方を、徐々に速いペースでやっていくのです。

2-2.我慢と粘り強さがネックになる

上記の方法でないと、スピードの速い問題には対応できません。しかし、できるようになるためには、たくさんの練習をこなさないといけません。

まず、数字が速く出てくるのに目が追いつかないといけません。特に速い問題だと、計算時間はたったの数秒ですが、その間は神経を集中させ、瞬きせずに数字を追っていく必要があります。これが本当に大変なのです…。

僕のスタイルとしては、最初はただただ我慢して数字とにらめっこし、最後の方は1,2個くらい記憶しておきます。

「数字を覚えておくのはどうなのか?」と思うかもしれませんが、一瞬の間にたくさんの数字が出てくるため、問題が終わった直後だと、脳に出てきた数字の形がまだ残っているのです。それを足しているのです。

本当に速い問題だと、すべての数字に追いつくことすら大変なので、覚えている数字を後で足すことはさほど問題ないと考えています。数字を見ることに我慢し、粘り強く計算し続けることがポイントです。

これは、確実に有効なのかイマイチわかりませんが、見取算(たしざんひきざんの計算)を解いてから練習すると、正解しやすい気がします。いきなり、速く出てくる数字を見るのは慣れないので、紙の問題でウォーキングアップをしておくと良いかもしれません。

2-3.川の流れのように

フラッシュ暗算も、前回の記事の例えで表現した「川の流れ」のように、スムーズに、数字が頭の中に流れてこないといけません。

そして、一旦スピードに追いつけなくなると、それ以降はもう計算できません。大縄を飛んでいて一度引っかかると、それ以降は飛べなくなることと同じですね。

フラッシュ暗算って、練習し続けないと実力はどんどん落ちます。普段から英語に触れることで英会話の力が衰えないのと同じように、フラッシュ暗算も絶えず練習しないといけないのです。僕自身は最近練習できていないので、また易しい問題から練習をやり直しですね…。

上達するには、やはり根気が必要です。すぐに上達できるわけではないのです。「上手になりたい…!」「最後まで計算してやる…!」といった強い気持ちを持ち続けられるかどうが大きいのではないかと考えています(とは言っても得意不得意はあります)。

2-4.フラッシュ暗算ができることのメリット、やりがい

フラッシュ暗算ができることで、日常生活に大きなメリットがあるかというと、そんなに無いですかね…。しかし、難しい問題をやっていると、普段の生活でパッと視界に入った数字がいくつなのかが瞬時にわかるようになりますね。数字でなくても、細かい違いや変化に気づきやすくなるかもしれません。フラッシュ暗算は、目の良い訓練になっていると思います。

(強いてメリットを言うなら、人前で披露したら必ず驚かれることですかね笑)

やはり、早いスピードの計算ができるようになると嬉しいですね。上で説明したように、頭の中のそろばんの珠の形を瞬時に切り替えることができることに快感がありますし、楽しいのです。コンピュータになった気分で計算しているような気がしますね笑。

 

3.最後に

フラッシュ暗算は、1問の出題時間はほんの数秒ですが、やっている人にとっては長く感じます。それは、数字が全部出るまで我慢して見続けているからかもしれません。

今のギネス記録は、3桁15口1.48秒。つまり、1秒間に3桁の数字が10個以上出てくるのです!いかにスピードが速いかが、何となくでもおわかりいただけると思います。

僕は昔からフラッシュ暗算が好きで得意だったので、フラッシュ暗算は自分にとってゲームみたいなものです。それくらいやりがいがあって面白いと思っています。

フラッシュ暗算の無限の可能性を知ると、「そろばんってこんなにすごいのか…!」と思わせてくれます。暗算は遅いよりは速く出来たほうがいいです。そのための最強ツールとして、今もそろばんが多くの人に愛されています。

最近は練習できていませんが、これからもフラッシュ暗算は練習したいと思っています。せめて十段のレベルは維持できるようにしたいですね…!

実際にフラッシュ暗算がどんなものなのか気になった方は、動画でもたくさん載っているので調べてみてください。

この記事が、少しでもフラッシュ暗算への興味向上に繋がってくれたら嬉しいです。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。

佐藤可士和の超整理術

#43 

最近、本を読む頻度が少なくなっていますが、今でも読書の習慣は続けています。

今日紹介する本はこちらです。

超整理術」ってなんだ…?と思いましたが、この本を読むと「整理」することの大切さを知ることができます。ここでいう「整理」とは、身の回りの整理だけではなく、頭の中の思考の整理も指します。

そして、佐藤可士和さんという方は初めて知りました。同時に、「アートディレクター」という仕事についても初めて知りました。幅広い分野で仕事をされており、そこから得られた経験談がたくさん書かれています。

この本は、仕事を効率よく進める上で大切なことがたくさん書かれているため、多くの方に読んでいただき、本に興味を持っていただけたら嬉しいです。

何が書かれているか?〜目次〜

0.整理することのメリット

1.「空間」の整理術

2.「情報」の整理術

3.「思考」の整理術

4.まとめ

 

0.整理することのメリット

なぜ、整理をする必要があるのか。本文には以下のように書かれていたので、そのまま引用させていただきます。

現代社会というのは非常に複雑な状況です。リアルな世界とインターネットなどのバーチャル世界が境目なく存在し、脳の中で作られた”脳化社会”がイメージ世界として広がるなど、いくつもの世界が混在し、とてつもないカオス状態が蔓延しているのです。

私達は、世界がそんなに複雑ではないと考えがちですが、そうではないというのが可士和さんの考えです。複雑ではないと思うからこそ、表面的な面だけにしか目を向けず、物事の本質を見抜くことはできない…。確かにその通りだなと思いました。

以下で三段階の整理術について書いていきますが、物事の根源にまで立ち返って解決しようという意識を持たないといけないと言います。僕も面倒くさがりのため、表面的な面でしか物を考えないことが多いです。可士和さんの言葉は胸に刺さります…。

1,2,3と順々と難易度は上がっていきます。一つずつ書いていきたいと思います。

1.「空間」の整理術

まず、「空間」ということで、身の回りの整理をすることから始めるべきだと言っています。ポイントになる考え方は、「優先順位をつける」ということです。

例えば鞄の中。僕は色んなものを詰めすぎてしまって、荷物が重くなることが多いです。しかし、すべての荷物が必ずしも必要であるとは限りません。要らないものは減らし、必要なものだけをピックアップして、身軽に行動できると理想です。つまり、持っていくものに優先順位をつけるということですね。

また、机周りの整理も優先順位をつけることが大事になってきます。生活しているうちに、日々物は増えていきます。そのままためておくと机は確実に汚くなります笑。それを避けるために、「必要なもの」と「必要ではないもの」を区別する必要があるのです。

普段使わないものや、似たような機能を持つものがあれば、勇気をもって捨てる。「とりあえず取っておこう」と物をためておくと、整理ができなくなります。また、一度にたくさん整理するのは大変のため、定期的に整理すべきだと言います。

「無駄なものがあると集中しづらい」というのは、メンタリストのDaigoさんの本にも書かれていました。

机は作業するための場所、という目的を認識することは大切です。物置きのためではありません。まずは身の回りのものから整理することで、作業が効率よくできるようにすることが大切です。

2.「情報」の整理術

相手に「情報」を伝えるというのは難しいものです。僕も、他人に物事を伝えるというのは得意ではありません。何が大事で、何を重視して話すべきかということを、しっかり意識しないといけないなと思っています。

そこで大切なのが、「自分なりの視点を持ち込むこと」だそうです。そして、視点を導入することで、最終的には「ビジョンを導き出すこと」を目指すべきだといいます。ビジョンとは、あるべき姿のことです。特に問題解決のためには、どういうことを最終的に達成したいかというビジョンを明確にする必要があります

自分なりに視点を導入していくことが求められますが、大事なことは「本質を見抜くこと」。本質を探るには、引いて見つめることが大切だそうです。つまり、客観的に見つめるということですね。

「普通〜だよな」と思うことでも、もしかしたら間違いがあるかもしれません。例えば、ブログで、レイアウトや書式などに力を入れていたとします。この時、「多くの人に読んでもらえる」という前提で思考を巡らせていますが、「そもそもブログを多くの人が読むかどうか」というのはわかりません。もし読んでいる人が少ないのであれば、「ページを開いてもらうために何をすべきか?」というのを考えなければならないのです。

視点を引いて客観視すると、色んなことが見えてきます。思い込みを捨て、多面的な視点で物事を見ることができれば、物事の本質が何なのかがわかってくるのではないかと思いました。

3.「思考」の整理術

情報を整理することも難しいですが、自分自身を知ることも難しいです。また、自分がどういう気持ちなのかも理解は容易ではありません。

その理由としては、考えが頭の中にあるだけで、形になっていないからです。周りの情報であれば、読める文字で書いてあるため、そこから整理していけば大丈夫です。ただ、頭の中でモヤモヤしていることというのは、言葉にするのが難しく、どうやって整理していったらいいのかという道筋が掴みづらいのです。

思考の整理のポイントとしては、「思考を情報化していくこと」。つまり、読めるように言語化することが大切だと言います。

思考を言語化するというのは、「ゼロ秒思考」という本に関連していますね。

頭の中で言葉にならないものを書き出すことで、自分が何を考えているのかとか、何をやりたいのかがわかってきます。また、無意識に考えていることを言葉にできれば、隠れた意図も掴むことができます。本にも書いてありましたが、「無意識の意識化」です。

とはいえ、最初から言語化するというのは難しいため、まずは相手の言うことをまとめる作業から始めるべきだそうです。相手が話していることに対して、「つまり〇〇であることを言いたいんだな」と解釈してみる。誰かと議論をしているのであれば、「つまり〜ということですか?」と聞いてみるのもありだそうです

質問をしまくることに抵抗のある人もいると思います。ただ、理解を深めるためには正当な質問は大切のため、恐れずにすべきだそうです。僕も質問は苦手ですが、お互いが誤解をしないように議論していけたらいいなと思います。

4.まとめ

ここまで書いてきましたが、いかがだったでしょうか?

何のために整理するのか?

という目的を持つことが大切で、上記の3ステップを順に踏んでいくべきだということでした。

本書で、以下の言葉がとても印象に残りました。

問題解決のための手がかりは必ず、対象のなかにある

つまり、解決のためヒントというのはどこかにあるんだということです。それを見つけるために、整理をして本質を見抜くということが大切になってきます。何が大切な事なのかという優先順位をつけ、どういう視点で取り組むかを決める。そして、隠れた意図を汲み取るために思考を言語化することで、目的のヒントを得られるということですね。

あるべき姿を目指して整理する

という前提が、何より大切なことで、それに向かって取り組んでいくことが必要です。

僕自身も、今回この本を読んで物事や思考の整理が上手くできていないことを実感したので、本書の内容を参考に、少しずつ改善していけたらいいなと思いました。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。