#36
今回は、赤が目立つこの本について書きたいと思います笑。
「自分」を仕事にする生き方
自分の周りには、会社が嫌でやめたいと思っている人がいます。そういう状態だと、たとえ無理して働いたとしても「いったい何のために生きているんだろう?」と思ってしまいそうですよね…。自分の好きな、せめて自分に合う仕事をしたいものです。
「自分の良さを活かし、プロデュースする」というのは簡単なことではないかもしれませんが、ちょっとしたことでも出来ることはたくさんあると思います。
この本の著者である、はあちゅうさんの本はとてもわかりやすいですし、実践しやすい内容ばかりが書かれていると思いました。
今回はこの本について印象に残った点などを、自分の経験談を交えて書いていこうと思います。長くなってしまうため、今回は2回に分けて書きたいと思います。
特に、就活をしている方や働いていて不満がある方には読んでいただきたいですね…!何かしらのヒントが得られると思います。
この記事を読んで、少しでもこの本を読んでくれる方が増えたら嬉しいです!
どんなことが書かれているか?
——————————————————————-
——————————————————————-
社会に出て働く場合、自分にとって好きな仕事をしたいものですよね。嫌々やらされたとしても生産性は上がらないですし、どんどんストレスが溜まっていってしまいます…。
そのためにも、「自分の好きなことは何なのか」をしっかり考えることが大事になってきます。好きなことであれば、時間を忘れて夢中になれます。それがもし社会に役立つのであれば、立派な「天職」と言えますよね。
自分の好きなことを見つけることは簡単ではないかもしれません。僕自身も、将来どういう仕事をしたいのかが全くわかっていません…。
好きなことを仕事にし、人生をフルに利用するためには、「自分の出来ること、好きなことを正しく理解して発信すること」です。そしてそのためには、物事に我慢せず、欲望を発散すべきだと言います。
本の中で、こんなことが書かれていました。それは、「毎日電車で友達と会話するよりも、その時間に一人で本を読むほうが好きだった」という筆者のエピソードです。この気持ち、僕はとても共感できます。
僕は周りの人とあまり会話が合わなかったため、気を遣ってしまうことが多かったです…。そういう状況よりは、自分一人の時間を大切にしたいと思っていました笑。
この、「自分の時間を大切にする」というのは大事なことだと思いますね。周りに合わせすぎるのではなく、自分なりに好きなことを貫いていく。我慢をしないことで、自分自身としっかり向き合うことができ、それにより自分のことが徐々にわかってくるはずです。
すぐに好きなことが見つからなかったとしても、きっと好きなことはあるはずです。自分では気がついていない場合もあります。自分を仕事にするためには、「まずは自分を知ること」。そこからだなと思いました。
この本で「仕事」のことを次のように説明しており、なるほどなーと思いました。
仕事とは、世界を自分にとって住みやすいものに変えるためのもの
「自分にとって、どういう世界が良いか?」を考え、それに向けて仕事をするというのは、ワクワクすると思います。そう思うためには、1にも書いた通り「自分の好きなことを知ること」が大切になってきますね。
理想としては、「生きるため」ではなく、「人生を楽しむため」に働きたいですよね。そして、それが社会貢献に繋がっていたらベストです。
以前の堀江さんの本にも書いてありましたが、
「仕事は、いかに楽しむかを考えたもんがち」です。仕事をさせられているではなく、仕事をさせてもらっているという気持ちを持てるかどうか…。それによって働き方が大きく変わってきます。
先程社会貢献の話がありましたが、誰かを幸せにするために、自分を犠牲にしてはいけません。まずは自分の幸せのことを考え、それから周りに目を向けるべきなのです。
自分に余裕がないときは、周りをしっかり見ることができなくなります…。無理に相手に尽くそうとしたり、相手に合わようとしたりしても、自分が辛いだけですよね…。
まだ自分は仕事をしていませんが、自分が働く上での心構えを、自分なりにしっかりと持っておきたいと思います。そして、「働いていて楽しい」と思えるように行動していきたいです。
自分の好きなことを、好きなように発信する人を最近よく見かけるようになりました(YouTubeで動画を投稿したり、SNSでライブ配信をしたりと様々です)。僕は書くことが好きですから、自分の考えなどをブログを通して発信するようにしています。今はこのブログと以下のブログを書いています。
(このブログは毎日書いています!)
自分を仕事にしたい人がやるべきこととして、
好きなことをやる時間を増やす
好きなことのためのお金を経費にする
ということが書かれていました。
僕は、よく親に「自分の才能に投資すべきだ」と言われてきました。自分がやりたいこと、身につけたいことに惜しみなくお金を使う。それが、今後の人生のプラスになっていくという考え方です。
生きていくためには、自分のやっていることで売上を出し、お金にすることが求められますが、この本では、
「お金にする=お金になるまで続けるということ」
と書いてありました。何かを始めたとしても、最初は利益に繋がらないかもしれません。それでも収益が出始めるまで続けられるかどうか。お金にするというのは簡単なことではなく、地道な継続が必要なのです。
楽に稼ごうと考えてしまうと、結果がなかなか出ない場合にすぐに諦めてしまいます。そうではなく、結果が出るまで継続してやっていく。こういった努力というのは、当然自分が好きでないとやっていけないですよね。
お金も結果も必ず後からついてくる
この考え方を忘れずに行動できるかどうかが大切だと思いました。
好きなことを仕事にし、前に進んでいくためには、決断を速くしないといけません。
いつまでも「どうしようどうしよう…」と悩んでいたところで、時間はあっという間に過ぎてしまい、せっかくのチャンスを失ってしまうかもしれません。
やりたいことがあれば、とりあえずまずやってみる。楽しいことであれば試しに挑戦することに、大きな価値があるはずです。
僕は、最近研究に追われていて忙しいものの、楽しい予定があれば楽しむようにしています。何気ない日常が続く中(PCとにらめっこする毎日です…)、仲の良い友達との「飲み」や「遊び」というのがあれば楽しみたいと思うのです。なかなかそういう機会がないので…。
そういった予定を入れることによって、当然勉強時間は削られてしまいます…。そのため、「楽しみな予定までは全力でやるべきことをやり通す」といったルールを自分で作り、がんばっていかないといけないです。
最低限のことをやっているのであれば、楽しいことがあるときに楽しむべきです。人生は楽しむべきですから、無理に楽しみを我慢するのは体によくありません。
無理のない範囲でノリ良く行動する、フットワークを軽くするというのは大切だなと思います。しっかりメリハリをつけ、自分の中でスイッチを切り替えられるように行動したいと思いました。
ここまで、ざっくり書いてあったことについて、自分の考えを交えて書いてみました。
仕事=自分を幸せにするもの
という捉え方はとても新鮮で、そうなるように働いていけたらいいなーと思いました。
人生は一度きりのため、悔いのないように楽しんで生きていきたいと思っています。そのためにできることが何なのかという疑問が、この本を読んで少し解消されたなと思いました。
残りの章についての考察はまた後日書きたいと思います。
長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。
続きの記事はこちらです。