すべての教育は「洗脳」である

#28 

今回紹介する本を初めて読んだのは、今から一年前。もうすぐ大学院になろうとしていた春休み中の時でした。ここまで小・中・高・大と勉強を学んできましたが、それらが生活で活かされているのかなーと疑問に思っていたのです。今まで何をしてきたんだろうと…。

そんなとき、ひょんな事からある会計学校の校長の話を聞く機会があり、教育についての話を聞かせていただきました。その際、今回紹介する本を引用し、今の教育がためにならないことを説明していたのです。

「なるほどなー」とその時に思いましたね。ぜひ読みたいと思いました。

この本です…!

すべての教育は洗脳である
堀江さんの本は何冊か読ませていただいていますが、この本が実は堀江さんの本で初めて読んだ本です。

読んでみると、「そうだよ、そこがおかしいと思っていたんだ!」と思うことが多く、一気に読み終えてしまいました…!

ということで、今回はこの本を読んで思ったこと、考えたことを、以下の内容に焦点を当て、自分の経験も交えて書いていこうと思います。

どんなことが書かれているか?

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1.今の学校は昔からの名残

2.国に対する意識の低下

3.没頭することが学びである

4.希少価値を目指そう

5.最後に

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1.今の学校は昔からの名残

歴史を詳しく説明すると長くなってしまうためざっくりと書きますが、学校というのは元々イギリスでの産業革命がきっかけで作られたそうです。

当時は子供も大人と同様労働力でした。子供は過酷な環境で働かされ、それにより若くして亡くなる方が多かったようです。

そのため、子どもたちの保護や子どもたちの心身の成長を目的として、学校は作られたそうです。ここで注意すべきは、心身の成長といっても「工場で従順に働いてくれる人」を育てようとしていました。当然、学校卒業後はしっかりと働いてもらうためですよね。

この風潮が、今も受け継がれています。つまり会社でしっかり働いてもらうために、協調性を持たせようとしたり、先生の教えを子どもたちに植え付けようとしています

一方で、他人と違う行動をすると怒られてしまいます。または、他人とは違う感性、考えを持っていることもありますよね。そういう人に対して、「周りに合わせて行動しなさい」という教師の厳しい指導が入ります。悪い言い方をすると、個性を潰してしまうような教育が学校で行われているのです。

そういう教育が、果たして今必要なのか?昔からのやり方をそのまま利用していいのか?この本を読んでそう感じずにはいられませんでした。「個性を伸ばす」と謳ってはいても、結局はみんなを均一な人間にさせようとしているのではないかと思ってしまいました…。

だからマイノリティーの人は辛い思いをするのだと思うのです。何かしらの障がいを抱えている人、最近よく聞くLGBTの人など…。そういった人たちも、普通の人と同じように行動しろ、考えろと教え込まれる。そのことに苦しさを感じていた人は少なからずいたのではないでしょうか?

またこの本では、学校が「投資型」ではなく「貯金型」の教育しかしていないと書いてあります。

将来のために勉強しようとか、貯金しようとか、そういうことを教わりますが、それが今、「若い人たちが色んなことに挑戦させることを妨げている原因」になっているのではないかということです。

今はお金がないから無理だとか、○○だからまだ何年かしてからじゃないとだめとか、言い訳ばかりを考えてしまう。自分も失敗が怖くて、いちいち失敗しそうなことを頭に思い浮かべてしまいますね…。

貯金型ではなくて「投資型」。つまり、将来のためではなく、「今」すべきことに時間を使ったり、お金を使う。何が起こるかわからない将来のために、やりたい事を我慢をする必要はないのです。

この考え方は大切だと思い、僕も最近実行するようにしています。欲望そのままに行動することもしばしば…笑。もちろん責任は自分にかかりますが、我慢するよりも「これやりたい!」と思うことに手を出して楽しむ。その方が人生は楽しくなると思いました。

個性を伸ばさない、貯金型の教育。この点が改善されない限り、今後を生きるために必要とされる人材が、学校から出てこないのではないかと思いました。

2.国に対する意識の低下

昔は移動範囲、生活範囲が狭く、日本全体のことを意識することはありませんでした。しかし、今は違います。それどころか、今では簡単に海外に行けるようになり、インターネットで簡単に情報が手に入るようにもなりました。これは革命的なことですよね。

簡単に国境を越えられ、簡単に世界の情報にアクセスできる。もはや自分の生まれた国に対する意識は薄くなりつつあります。かつての「お国のため」という精神はもはや古いのです。また、物を「所有」することから、物に「アクセス」することに重きが置かれるようになっています。

明日からシンガポールに行け!」という警告よりも、
インターネットのサービスを停止する
という警告の方が、私たちにとって深刻ではないでしょうか?日本にいれないことよりも、サービスが行き届かない方が、私たちの生活には影響が大きいのです。

ここでは詳しく書きませんが、今後は世界を飛び回る人と、地元を大事にする人の2つのパターンに分かれるそうです。

3.没頭することが学びである

この点に関しては以前、「ゼロ」という本にも書いてあって重なる部分があるため、簡単に書きたいと思います。

誰でも、好きでない内容を嫌々学ぶのは嫌ですよね。自分が好きなことにはまり、それに時間を費やす方がずっと楽しいです。

日常に目を向けていると、「これはおもしろい」と思うことが何か見つかるはずです。それが自分の趣味や仕事に繋がる場合もあるのです。対象は何でもよく、時間を忘れても楽しめることが自分に合っていることですね。

好きなことだけをやっていて「教養をつけなくていいのか?」と思う人もいるかもしれません。社会で生きていく上で知るべき常識を学ぶべきなのかもしれません。

しかし、嫌々「これは教養として学んでおけ!」と言われても学ぼうとは思えませんし、そういう内容ほど頭には残りません。最低限、自分が必要だと思ったことじゃないと学ぼうとはしないですよね。

本書では、「没頭によって教養は身につく」と書いてあります。没頭しているとき、何かネットなどで調べものをする必要がでてくるはずです。自分で調べるからこそ、その内容は頭に残りやすいですし、今後の生活にも生きてきます。没頭している時に調べた知識が、地に足がついたものとなっていて、それがその人にとっての教養となっていくのです。

大切なのは、自分で能動的に物事について調べ、学んでいくことなんですね。人に指示されて勉強させられるのは、誰だって良い気持ちではありません。

僕も、誰かに支持されて動くのはあまり好きではなく、自分なりにルールを決めて行動することが結構あります。このブログも、誰かに言われて書き始めたのではありません。そして、書き方も自分で考え、自分なりに工夫をしようと思っています。

その方が面白いし、継続して続けられると思います(現にもう一つのブログは3年以上続いていますし…笑)。

ブログを書く上で調べものをしたり、他人のブログを読んだりと、色んなことをしてきましたが、それは自分にとって刺激的で、頭に残っていることが多いですね。夢中で何かをやることの楽しさを改めて実感しました。

ブログを通して学んだことは、決して無駄にならないと思います。他にもそろばんや卓球、カラオケなど、自分からやろうと決めたことには全力で取り組めたし、そこから学べたことは多いように思います。だからこそ、没頭することは大切だなと思いました。

4.希少価値を目指そう

これからの時代、人と同じように行動していては社会でやっていけません。単純作業はAIに置き換えられ、クリエイティブな作業を人間が担うことになります。

他人が思いつかないようなアイデアを思いついたり、他人がやらないようなことに積極的に手を出したりすることは、今後より価値あるものになっていくと思います。

以前成毛さんの本を読んだときも同じことを思いました。

価値ある存在になるために、すなわち社会における「市場価値」を高めていくためにはどうしたらいいのか。本書では、「3つのタグ」をつけて100万分の1の存在になろうという考えを提唱しています。

これについては以前もう一つのブログで書きましたね。

何かの道で「100万分の1」の人材になるのは難しいです。オリンピック選手とか、ギネス世界記録保持者とかでないと無理ですよね…。

そんな高みの立場を目指すのではなく、「100分の1」の人材。つまり、周りより少し優れていることを3つ持っていれば、

100分の1 × 100分の1 × 100分の1 = 100万分の1

の人材となるのです。タグの名前は何でもよく、自分でユニークに考えていいのです。

優れた技術を身につけるために「1万時間を費やす」ということをよく聞きます。もちろんそれくらいの努力も必要ですが、必ずしも長時間かけてタグを身につけようとする必要はありません。

例えば、歌舞伎の養子制度を利用して「○○一門」というタグを身につけることができます。時間をかけずにタグをつけ、それによって着実に成功を収めている人もいるそうです。

また、自分の持っているタグが役に立たず、古くなってしまった場合は、他の新しいものに更新していくべきです。「せっかく○○という技術を持っているから、それを活かして働きたい」と考えてしまうと、行動の選択肢が狭まってしまいます。

3で書いたように、何かに没頭していて自然と「タグ」をつけられることが理想ですね。

僕もなるべく好きなことに打ち込むように心がけています。暗算は今でも少し練習していますし、カラオケももっと上手に歌えるように練習することがあります。そしてブログも、皆さんが読んで良かったと思えるように、日々試行錯誤しながら書き続けています。

小さいことであっても、たとえ社会で役に立つかわからないとしても、少しずつ挑戦していくことから始めていけば、それがいずれ自分にとっての大きな武器になるかもしれません。

将来に役立つかもしれないということを意識しすぎてもいけません。あくまでも、自分の好きなことから極めていくことが大切だと思いました。

5.最後に

ここまでざっと書いてきましたが、いかがだったでしょうか?大切なことをまとめると、

1.貯金型から投資型へ。周りに流されずに個性を伸ばすべき!

2.国そのものを意識することはなくなってきている

3.好きなことに没頭することが学びに繋がる

4.自分にタグをつけて希少価値の存在になるべき

ですね。

生き方に正解はありません。これからの未来がどうなるかもわかりません。自分らしく、自分を誇らしく思えるように自分を磨いていくことが大切だと思いました。

この記事で書けないことはたくさんありました。興味を持った方がいれば、ぜひ本書を読んでみてはいかがでしょうか?

長文となってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。

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